1781
[天明元年] |
英・天王星発見
[ウィリアム・ハーシェル]
(ハーシェルは国王ジョージV世に因んで『ジョージの星』と命名,後にボーデが『ウラヌス』と命名,⇒ ウラン) |
1789
[寛政元年] |
独・ウラニウム発見
[マルティン・ハインリッヒ・クラプロート]
(ヨハヒムスザール鉱山・ガラスの着色剤に使用) |
1828
[文政11年] |
瑞典・トリウム発見
[ヨンス・ヤコブ・ベルセリウス]
(北欧の雷神トールより命名,ガス灯のマントルに使用) |
1846. 6
[弘化3年] |
仏・海王星発見
[ウルベーン・J・ルベリエ]
(『ネプチューン』と命名,⇒ ネプツニウム) |
1873
[明治6年] |
英・『電気磁気論』出版
[ジェームス・クラーク・マックスウェル]
(電磁場の導入,キャヴェンディッシュ研究所) |
1885
[明治18年] |
瑞士・スペクトル線の調和律発見
[ヨハン・バルマー]
(分光学,バルマー公式,水素のスペクトル線) |
1890
[明治23年] |
瑞典・リュードベリ方程式発表
[ヨハネス・リュードベリ]
(分光学,リュードベリ定数) |
1895.11. 8
[明治28年] |
独・X線発見
[ウィルヘルム・レントゲン]
(陰極線管の近くの蛍光スクリーン上に手の骨が透けて見えた,1901 第1回ノーベル賞受賞) |
1896. 3. 1
[明治29年] |
仏・放射能発見
[アンリ・ベクレル]
(ウラン化合物による写真乾板の自然露光を発見,その後キュリー夫人が放射能と命名,1903 ノーベル賞受賞) |
1897
[明治30年] |
蘭・ゼーマン効果発見
[ゼーマン]
(ナトリウムのスペクトル線が磁場により枝分かれする,ローレンツが原子内の荷電粒子で説明,1902 ノーベル賞受賞) |
| 1897 |
英・陰性の粒子(電子)発見
[ジョセフ・ジョン・トムソン]
(磁場と電場で陰極線が曲げられる,ブラウン管の原理,キャヴェンディ ッシュ研究所,1906 ノーベル賞受賞) |
1898
[明治31年] |
英・α線,β線の発見
[アーネスト・ラザフォード]
(放射能の透過能の差より2種類に区分) |
| 1898.12.26 |
仏・ラジウム/ポロニウム発見
[ピエ―ル/マリー・キュリー夫妻]
(ヨハヒムスザールのウラン鉱石より精製,8トンから 10mg,放射「ラジエイト」及び夫人の祖国ポーランドより命名,1903
ノーベル賞受賞,賞金の 6万フランでラジウム研究所開設,1911 マリー ノーベル賞再受賞) |
1900.10.19
[明治33年] |
独・量子概念提唱
[マックス・プランク]
(プランク定数,基本量子,輻射の公式) |
| 1900 |
仏・γ線の発見
[P・V・ヴィラール]
(α線,β線より強い透過能) |
| 1900 |
仏・β線は陰極線であることを証明
[アンリ・ベクレル] |
| 1900 |
英・放射性トリウムからの放射性ガス発見
[アーネスト・ラザフォード]
(放射性ガスをエマネーションと呼ぶ,モントリオール・マクギル大) |
| 1900 |
仏・ラジウムからの放射性ガス発見
[キュリー/ドルン] |
| 1900 |
仏・アクチニュームからの放射性ガス発見
[ドビエルヌ] |
1903
[明治36年] |
英・『放射性遷移』論文発表
[アーネスト・ラザフォード( 32才)/フレデリック・ソディ]
(トリウムがラドンガスに遷移,半減期の発見,1908 ラザフォード ノーベル賞受賞) |
| 1903 |
英・原子の内部は稀薄な構造である事を証明
[フィリップ・レナード]
(陰極線をいろいろな原子に照射,陰極線のほとんどが通過する) |
| 1903 |
日・原子の土星モデル発表
[長岡半太郎]
(電子軌道の安定性を説明できず,1911 ラザーフォードを尋ねているがラザーフォードは言及せず) |
| 1903.12.17 |
米・動力飛行成功
[ライト兄弟]
(ノースカロライナ州の砂丘,フライヤー1号) |
1905
[明治38年] |
独・『特殊相対性理論』発表
[アルバート・アインシュタイン] ( 27才)
(光電効果を量子的に説明,フォトンの存在,質量=エネルギー,E=mc2 ,1921 ノーベル賞受賞) |
| 1905 |
英・α線の質量はどれも等しいことを発見
[オットー・ハーン]
(ラザフォード門下,モントリオール・マクギル大) |
1906
[明治39年] |
英・α線の散乱現象発見
[アーネスト・ラザフォード]
(雲母によるα線の屈折,原子内に強力な電場が存在,マクギル大) |
1908
[明治41年] |
英・ガイガーカウンター作成
[ハンス・ガイガー]
(電気方式の放射線カウンター,ラザフォード門下,マンチェスター大) |
| 1908 |
英・α線はヘリウムの原子核であることを発表
[アーネスト・ラザフォード]
(ノーベル賞記念講演) |
1909
[明治42年] |
英・α線の散乱を計測
[アーネスト・マースデン/ハンス・ガイガー]
(金箔を通過中に 90度も曲げられる,ラザフォード門下) |
1911. 3. 7
[明治44年] |
英・原子核の存在を表明
[アーネスト・ラザフォード]
(マンチェスター文学哲学会,長岡の土星モデルに気付かず?) |
| 1911.10.30 |
第1回ソルヴェー会議開催
[アインシュタイン/プランク/ローレンツ/ポアンカレ/マリー・キュリー/ランジュヴァン/ラザフォード]
(ブリュッセル,放射の理論と量子,ランジュヴァンとキュリー夫人のスキャンダル,その直後キュリー夫人のノーベル賞決定) |
| 1911 |
英・ウィルソンの霧箱作成
[C・T・R・ウィルソン]
(過飽和水蒸気中を通過するイオン核により一条の霧が発生,キャヴェンディッシュ研究所,1927 ノーベル賞受賞) |
| 1911 |
墺・宇宙線発見
[ヘス]
(気球で 5000mまで上昇,1936 ノーベル賞受賞) |
1912.11
[大正元年] |
独・X線の回析現象発見
[マックス・フォン・ラウエ]
(硫化亜鉛の結晶を照射,X線は電磁波の証明,1914 ノーベル賞受賞) |
| 1912 |
英・ラジオトリウム発見
[オットー・ハーン]
(バリウム化合物より分離,ロンドン大,後にトリウムの同位体と判明) |
1913. 3. 6
[大正2年] |
嗹馬・原子の惑星モデル発表
[ニールス・ボーア]
(『原子と分子の構造について』,量子論の導入,バルマーの公式は電子の軌道面に対応,1922 ノーベル賞受賞) |
| 1913.11 |
英・X線スペクトルの規則的シフト発見
[ハリー・モーズリー] ( 25才)
(X線スペクトルの回析,量子化された電子軌道の証明,特性X線の周波数は原子番号に従って規則的に増加,1915 トルコ・ガリポリで戦死) |
| 1913 |
英・同位元素概念を提唱
[フレデリック・ソディ]
(アイソトープと命名,ラザフォード門下,1921 ノーベル賞受賞) |
| 1913 |
英・ネオンの同位元素を気体拡散法で分離
[フランシス・アストン]
(パイプ陶土製の隔壁を通して数千回拡散を繰り返す) |
| 1913 |
英・X線の回析理論発表
[ヘンリー/ローレンス・ブラック父子]
(1912 ローレンスがケンブリッジを散歩中に着想,網平面モデル,父親ヘンリーの 考案したX線分光器で確認,1915
ノーベル賞受賞) |
1914. 6.28
[大正3年] |
第1次世界大戦勃発
(サラエボ,セルビア青年によるオーストリア皇太子暗殺) |
1915.11.25
[大正4年] |
独・『一般相対性理論』発表
[アルバート・アインシュタイン]
(水星の軌道の異常を説明,太陽質量による星の光の屈折を予告) |
1917. 5.25
[大正6年] |
独・フォークストン爆撃
(ドイツ軍による初の戦略爆撃,ロンドンが雲で見えずドーバー海峡方面へ移動) |
| 1917.11. 7 |
露・10月革命
[レーニン/トロッキー] |
| 1917 |
英・元素変換発表
[アーネスト・ラザフォード]
(窒素原子にα線を照射して水素の核と酸素のアイソトープに変換) |
1918.10
[大正7年] |
ハンガリー革命
(ユダヤ人の国外脱出) |
| 1918 |
英・質量分光器(マス・スペクトログラフ)発明
[フランシス・アストン]
(質量差より原子の結合エネルギーを求める,写真感光式,キャヴェンディッシュ研究所,1922 ノーベル賞受賞) |
| 1918 |
米・質量分析器(マス・スペクトロメータ)考案
[アーサー・デンプスター] |
1919. 5.29
[大正8年] |
英・皆既日食で相対性理論証明
[アーサー・エディントン]
(太陽による星の光の屈折,西アフリカ・プリンシペ島で観測) |
1920
[大正9年] |
英・『陽子』(プロトン)と呼ぶことを提唱
[アーネスト・ラザフォード]
(イギリス科学振興協会総会) |
| 1920. 6. 3 |
英・水素の同位体と中性子(ニュートロン)の存在を表明
[アーネスト・ラザフォード]
(ベーカー講演,王立協会,中性子による核内への侵入の可能性を表明) |
1922.12
[大正11年] |
嗹馬・ハフニウム発見
[ド・ヘヴェシー/ディルク・コスター]
(72番元素,古代ローマ時代のコペンハーゲンの名称ハフニアより命名,元素の周期表より予測,発見の翌日ボーアがノーベル賞記念講演で報告) |
1923.11. 8
[大正12年] |
独・アドルフ・ヒットラー刑務所へ
(『我が闘争』) |
| 1923 |
米・コンプトン効果発表
[アーサー・コンプトン]
(X線を黒鉛ブロックで散乱させると波長が長くなることを方解石X線分光計で発見,X線光子が電子と弾性衝突するとエネルギーを失うため波長が伸びる,光の粒子性の証明,1927
ノーベル賞受賞) |
1924
[大正13年] |
仏・物質波の概念を提唱
[ルイ・ドゥ・ブローイ] ( 32才)
(1929 ノーベル賞受賞) |
1925
[大正14年] |
独・量子力学完成
[ウェルナー・ハイゼンベルク]
(ニールス・ボーア研究所,コペンハーゲン,1932 ノーベル賞受賞) |
1926
[大正15年] |
墺・物質の波動理論発表
[エルヴィン・シュレディンガー]
(1933 ノーベル賞受賞) |
1927. 2
[昭和2年] |
独・不確定性原理の着想
[ウェルナー・ハイゼンベルク]
(星空の公園の散歩中,光は粒子としても波動としても存在できる) |
| 1927 |
英・電子の波動性の証明
[ジョージ・トムソン]
(結晶表面で反射,アバディーン大学,J・J・トムソンの息子,1937 ノーベル賞受賞) |
| 1927 |
米・電子の波動性の証明
[デヴィソン]
(結晶表面で反射,ベル電話研究所,1937 ノーベル賞受賞) |
1928
[昭和3年] |
米・陽電子(ポジトロン)の予想
[P・A・M・ディラック] ( 26才)
(ディラック方程式,シュレディンガー方程式に相対論を組込む,電子のスピン,1933 ノーベル賞受賞) |
1929. 4
[昭和4年] |
米・サイクロトロンを着想
[アーネスト・ローレンス]
(陽子の連続加速,ロルフ・ヴィーダレーの線型加速器論文より着想) |