2008. 1.17
[平成20年] |
【日】 原爆症の基準緩和 原因確率「廃止」へ 厚労省
新基準では、(1)爆心地から約3.5キロ以内で直接被爆(2)原爆投下から約100時間以内に爆心地付近に入市(3)100時間を多少過ぎた後でも1週
間程度滞在――のいずれかの条件を満たした被爆者が、がんや白血病、副甲状腺機能高進症、放射線白内障、心筋梗塞(こうそく)の5種類の疾病を発症した場
合、審査会でほぼ自動的に原爆症と認定する |
| 2008. 3. 3 |
【国連】 安保理 3度目のイラン制裁を決議 (回教国のインドネシアのみが棄権) |
| 2008. 3.21 |
【仏】 核兵器搭載型潜水艦「テリブル」進水
(仏大統領が核兵器による警告言明。威嚇のための核使用を意味したとみられる。核弾頭数半減 [300発] も表明) |
| 2008. 3.25 |
【米】 米国防総省、核ミサイルの信管4個をヘリコプター用の電池と取り違え、06年秋に台湾に輸出していたと発表 |
| 2008. 4.12 |
【露】 極東ロシアの旧原潜解体は2010年完了の見通し (日本支援の 6隻中
2隻完了,他もカナダ等の支援により進行中) |
| 2008. 4.23 |
【日】 大間原発の設置を認可 (138.3万Kw,フルMOXのABWR炉) |
| 2008. 4.24 |
【米】 北朝鮮のシリア核協力の証拠として原子炉画像を公開 (北朝鮮反発,6者協議に影) |
| 2008. 4.25 |
【米】 2007.9 の空爆前にイスラエルと協議していたことを認める (シリアの核施設攻撃には同意せず) |
| 2008. 5.20 |
【中】 四川地震で核施設が被災していたことを公表
(四川省綿陽市周辺にICBM核弾頭製造の 821工場等10ヶ所以上の軍事関連施設,複数の原子炉が稼動) |
| 2008. 5.22 |
【米】 原子力空母ジョージ・ワシントンで出火 横須賀配備途上
エアコンや冷蔵施設、予備ボイラー室がある船尾の一角で火災。火はケーブルを伝って数カ所に広がり、一時は船体の一部が高熱を帯びたが、乗組員らによる消
火作業で延焼を食い止め、数時間後に鎮火。艦の原子炉の安全には問題ないとしている。乗組員1人が軽いやけどを負い、水兵23人が軽い熱中症で治療 |
2008. 5.28
2008.5.30 |
【日】原爆症認定訴訟:国の新基準「不十分」 控訴の2原告勝訴。
大阪高裁も被爆者勝訴。「新基準」超え認定 |
| 2008. 6.10 |
【日】原爆症 国が上告断念 仙台・大阪以外は裁判続行 全員認定と新基準改定拒む
舛添要一厚生労働相、国側が敗訴した先月末の仙台、大阪両高裁判決について、最高裁への上告を断念すると正式表明 |
| 2008. 6.15 |
【米】 小型核兵器の設計図が流出と報道
(ワシントン・ポスト誌,核の闇市場の関係者からスイス当局が押収したパソコンに入っていた) |
| 2008. 6.26 |
【北朝鮮】 「核計画の申告」を提出,米は「テロ支援国家指定」の解除を表明
(プルトニウム備蓄は 38Kg,核兵器や核実験場は含まず) |
| 2008. 6.27 |
【北朝鮮】 寧辺核施設の原子炉冷却塔の破壊を公開 (2次冷却設備,重要な部分ではない) |
| 2008. 7. 4 |
【日】 核燃料再処理工場の試運転が難航 (ガラス固化が安定せず) |
| 2008. 7. 8 |
【仏】 ウラン漏れ事故発生 (トリカスタンのウラン濃縮工場で廃液が周辺の川に流出) |
| 2008. 7. 9 |
【イラン】 弾道ミサイル発射実験 (シャハブ 3,ペイロード 1t の中距離弾道弾) |
| 2008. 7.9 |
【日・豪】「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」設立合意。福田首相、ラッド首相 |
| 2008. 7.10 |
【6者協議】 検証の仕組み作りへ再開 (北京釣魚台迎賓館,大枠を認め核検証の先送りで閉会) |
| 2008. 7.17 |
【米】 原潜「ヒューストン」放射能漏れ事故
放射能漏れは7月17日、ヒューストンがハワイで乾ドックに入って定期点検中、約1ガロン(3.8リットル)の水が漏れ、乗組員の足にかかったことがきっ
かけで判明。調査の結果、原子炉エンジン室付近からの水が被覆バルブを伝って漏れ続けていた。2年1ヶ月前より,佐世保・横須賀・沖縄に寄港 |
| 2008. 7.18 |
【仏】 ウラン漏れ事故発生 (ロマンシュルイゼール核燃料清造工場で配管が破損) |
| 2008. 7.26 |
【イラン】 遠心分離機 5000機以上が稼動と表明 (アフマディジャド大統領,ナタンズ核施設,IAEA
は3000機を確認) |
| 2008. 8.9 |
【米】民主党大会選挙綱領委員会、CTBT批准容認の核政策承認
米国は、核兵器のない世界を求め、その方向に向って具体的な諸行動を取る。核兵器用核分裂性物質製造の検証可能な世界的禁止の交渉をする。包括的核実験禁
止条約の批准を支持。(11月4日、バラク・オバマ民主党候補、圧勝) |
| 2008. 8.11 |
【米】 北朝鮮、テロ指定解除承認を先送り (核検証が先と議会等で批判) |
| 2008. 8.26 |
【北朝鮮】 核無能力化を中断すると表明 (拉致問題に影響) |
| 2008. 8.27 |
【日】 米印原子力協定を容認 (原子力ビジネス) |
| 2008. 9. 6 |
【NSG】 インドへの核輸出を解禁 (供給国総会,インドの核実験後の禁止令を解除) |
| 2008. 9.22 |
【日】 原爆症訴訟、新基準の「5疾病」以外も認定 札幌地裁
(4月以降、司法の場で5疾病以外が原爆症と認定されたのは2高裁、2地裁に続いて5例目。
5疾病に含まれていない高血圧症や肝硬変、慢性C型肝炎、慢性甲状腺炎なども原爆症と認められた) |
| 2008. 9.25 |
【米】 原子力空母「G・ワシントン」を横須賀へ配備 (初の原子力空母海外配備,キティホークは 5.29 離日) |
| 2008. 9.25 |
【中】 「神舟 7号」打上げ成功 (9.27 宇宙遊泳,9.28 帰還) |
| 2008. 9.30 |
【仏・印】 原子力協力協定 (原子炉ビジネス) |
| 2008.10.8 |
【米】 米印原子力協定、関連法に米大統領署名10日発効
協定はライス国務長官とムカジー・インド外相が10日に署名した後、正式に発効する。 |
| 2008.10.10 |
【米・印】
原子力協定、米、印外相調印で発効。インドへの核燃料などの輸出を可能にするの発効に必要な関連法案を、米
上院が、1日、86対13で可決。オバマ上院議員も賛成票。 |
| 2008.10.11 |
【米】 北朝鮮のテロ指定を解除 (申告の核施設のみの検証に後退) |
| 2008.10.18 |
【パキスタン】 中国の援助で原発 2基を新設と公表 (中国支援の原発 1基が稼動中,もう 1基が建設中) |
| 2008.10.22 |
【印】 月無人探査機「チャンドラヤーン 1号」を打上げ (スリハリコタ宇宙センター) |
| 2008.11. 2 |
【国連】核軍縮決議採択 賛成、過去最多173カ国
日本主導の決議案を、173カ国の賛成で採択。同様の決議の採択は15年連続。反対、米国、北朝鮮、インド、イスラエル。中国など6カ国が棄権 |
| 2008.11. 8 |
【露】 原潜事故発生 (試験航行中に消火ガスが艦内に噴出,20名死亡,アクラ級原潜ネルパ) |
| 2008.11.12 |
【イラン】 弾道ミサイル発射実験 (中距離地対地ミサイル[セッジール],固体燃料 2段式,射程 2000Km) |
| 2008.12. 5 |
【露・印】 民生用原子力協定に署名 (クダンクラムに 4基の原子炉を増設,2基建設中) |
| 2008.12. 8 |
【6者協議】 核検証の文書化難航 (米大統領交代を睨んで先送り) |
| 2008.12.22 |
【日】 旧外交文書公開
(1959.2:外務省,核非武装宣言に対し,その効果は少ないと主張したらどうかと進言)
(1961.6:池田首相,米国の核実験再開の打診に対し,賛成はできないが米国の立場は了解すると理解を示す)
(1965.1:佐藤首相,中国核実験の後に,日本は核兵器の所有・使用に反対であるが日中戦争になれば米国の核攻撃による報復を期待すると表明) |
| 2008.12.22 |
【日】 浜岡原発 2基を廃炉,1基新設へ (耐震改造費用より新型原子炉建設が有利) |
| 2008.12.24 |
【日】 「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」に関するNGO意見交換会
国内NGO関係者23名と国際委員会の川口順子元外務大臣(共同議長)、阿部信泰氏(諮問委員)ら参加。
2008年10月にスタートした委員会を受けて、国内NGOと意見交換をしたいとの外務省からの打診、核兵器廃絶市民連絡会(有志)が暫定的に参加を呼
びかけ、出席のとりまとめ |
| 2009. 2. 6 |
【日】 再処理工場試運転の終了延長
(放射性廃液のガラス固化でトラブル) |
| 2009. 2.11 |
【米露】 衛星衝突
(米携帯電話衛星と機能停止の露通信衛星,北シベリア上空 790Km) |
| 2009. 2.13 |
【中】 原子力空母 2隻の建造計画を軍関係者が表明(2020 以降) |
| 2009. 2.16 |
【英仏】 大西洋で英仏の原潜が衝突(両原潜は核兵器を搭載) |
| 2009. 2.26 |
【イラン】 初の商業原発運転試験 (露企業の協力,100万Kwの軽水炉,模擬燃料) |
| 2009. 2.28 |
【露】 カリーニングラードへの新型ミサイル配備を中断(オバマ新政権への対応) |
| 2009. 3. 6 |
【日】 核兵器開発へ転用可能な工作機械を韓国・中国へ不正輸出
(ホーコス,マシニングセンター) |
| 2009. 3. 6 |
【米露】 新核軍縮条約の年内締結で一致(4.2 米ロ首脳共同声明、START新条約年内締結へ) |
| 2009. 3.13 |
【日】 原爆症訴訟千葉、二審も基準外の2人を認定。5.28 東京高裁で9人認定。
8.4熊本訴訟10人認定。
6.9 国側上告断念。原爆症認定基準見直しへ |
| 2009. 3.18 |
【日】 原爆症認定めぐり初の国家賠償命令 広島地裁 |
| 2009. 3.18 |
【日】 志賀原発の運転差し止め、高裁は認めず 住民逆転敗訴 |
| 2009. 3.24 |
【仏】フランス政府、核実験の被害者補償へ転換 実験情報も公開 |
| 2009. 4. 6 |
【北朝鮮】 テポドン 2 発射
(日本上空を通過,衛星軌道進入は失敗,5.15 飛距離 3000Kmと防衛省が報告) |
| 2009. 4. 6 |
【米】 オバマ大統領、核廃絶へ具体的な目標示す演説 プラハで
「今日、私は核兵器のない世界の平和と安全保障を追求するという米国の約束を、明確に、かつ確信をもって表明する
米国は、核兵器国として、そして核兵器を使ったことがある唯一の核兵器国として、行動する道義的責任がある
直ちにかつ強力に、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を目指す
米国は、核兵器用の核分裂性物質の生産を検証可能な方法で禁止する新条約(カットオフ条約)を目指す」 |
| 2009. 4. 8 |
【日】 中国電力、上関原発の造成に着手 計画浮上から27年 |
| 2009. 4.10 |
【イラン】 核濃縮活動拡大(新型遠心分離器の試験,ナタンズの分離器数 7000基と公表) |
| 2009. 4.13 |
【国連】安保理 北朝鮮のミサイル発射を決議違反と非難 |
| 2009. 4.14 |
【北朝鮮】 「6者協議」脱退 (安保理声明に反発) |
| 2009. 4.15 |
【北朝鮮】 IAEA要員退去(北朝鮮の要望) |
| 2009. 4.20 |
【米】 核再処理工場断念(再処理は核拡散につながる) |
| 2009. 4.23 |
【米】米、核戦略見直しへ オバマ演説受け8年ぶり |
| 2009. 4.24 |
【EU】核兵器廃絶を目標に 欧州議会、EU首脳会議に勧告 |
| 2009. 4.25 |
【北朝鮮】 寧辺核施設で再処理開始を表明
(資産凍結への対抗か,5.27 再処理作業開始の可能性を韓国外交筋が公表) |
| 2009. 5. 6 |
【国連】 保有国の「約束」復活NPT会議議題に 準備委全会一致 |
| 2009. 5. 9 |
【日】 柏崎原発再開 |
| 2009. 5.13 |
【露】ロシア政府、核軍縮を位置づけた新国家安保戦略発表 |
| 2009. 5.25 |
【北朝鮮】 核実験を実施 |
| 2009. 5.26 |
【米】 北朝鮮の核実験は半分は失敗と専門家が表明 (2〜4キロトン規模,爆縮装置が不完全) |
| 2009. 6.13 |
【北朝鮮】 ウラン濃縮の着手を表明 (遠心分離器のサンプル 24基と使用法メモをパキスタンのカーン博士から入手
ロシアから高強度アルミ管 150トンを輸入) |
| 2009. 6.23 |
【日】原爆症認定対象に肝機能障害など追加 厚労省分科会 |
| 2009. 6.30 |
【日】核持ち込み黙認、米と密約「文書あった」。元外務次官村田良平氏(79)証言
8.15東郷和彦外務省元条約局長が寄稿「核密約関連資料あった」 |
| 2009. 7. 3 |
【IAEA】 事務局長に天野氏が当選 |
| 2009. 7. 6 |
【米露】 米ロ首脳、核弾頭数は各 1500発で合意 |
| 2009. 8.6 |
【日】原爆症訴訟、全員救済へ 敗訴原告にも基金、政府決断 |
| 2009.8.26 |
【日】 核密約に関する米公文書の公開時(1999)に日本政府は公開取り消しを要請していたことが判明
(政府関係者証言) |
| 2009. 8.29 |
【中】 空母建造に着手 (2015 目標,初の国産空母) |
| 2009. 9.17 |
【米】米大統領、東欧へのミサイル防衛網配備計画を中止(ロシアに配慮) |
| 2009. 9.24 |
【国連】安保理 「核なき世界」を決議(オバマ米大統領主宰首脳会合、全会一致) |
| 2009. 9.24 |
【英】 核発射能力の削減を国連安保理で表明(ミサイル原潜 4隻から 3隻へ) |
| 2009. 9.24 |
【国連】CTBT発効促進会議、10年ぶり米参加 |
| 2009. 9.25 |
【イラン】 新たな核施設の存在を IAEAに報告 (イスラム聖地コム郊外,米国は数年前より察知) |
| 2009.10.14 |
【仏】 解体中の核施設内に大量のプルトニウムが見つかる (MOX燃料製造施設,核兵器数個分,管理不備) |
| 2009.10.19 |
【IAEA】 イラン核問題協議
(ドイツと 5大国,イランの低濃縮ウランをロシアとフランスで核燃料に加工することをイランに提案) |
| 2009.11. 4 |
【北朝鮮】 8千本の使用済み核燃料棒の再処理完了と公表 |
| 2009.11. 6 |
【独】 米戦術核の撤去を要望 |
2009.11.26
|
【IAEA】理事会 イランの新核施設への疑惑解明を求める |
| 2009.11.29 |
【イラン】 ウラン濃縮 5施設の建設を決定 |
| 2009.12. 2 |
【イラン】 低濃縮ウランの国外濃縮を拒否 |
| 2009.12. 2 |
【国連】総会 核軍縮決議採択
(日本主導,16年連続,賛成171国,米国も賛成) |
| 2009.12. 2 |
【日】 玄海原発でプルサーマル運転開始 |
| 2009.12. 5 |
【米露】 START1 失効
(後継条約を準備中だが,査察・検証で隔たりがあり難航,12.19 後継条約への署名は越年) |
| 2009.12.10 |
【ノルウェー】 オバマ氏にノーベル平和賞(「核なき世界」に期待) |
| 2009.12.16 |
【日豪】 ICNND核弾頭数を 2025年までに 2000発以下、核先制不使用宣言を提案 |
| 2009.12.23 |
【日】 沖縄返還時の「核密約文書」が現存 (佐藤元首相宅に保管,署名入り) |